年俸23億円“不良債権化”するヤ軍野手の復帰は?「誰にも分からない」

ヤンキースのジャコビー・エルズベリー【写真:Getty Images】
ヤンキースのジャコビー・エルズベリー【写真:Getty Images】

昨年8月の左臀部の手術の影響で開幕からIL入り 復帰時期は未定

 左臀部の手術の影響で、開幕から故障者リスト(IL)入りし、いまだに復帰できていないヤンキースのジャコビー・エルズベリー外野手。年俸2114万ドル(約23億円)の大型契約を結んでいながら、昨季から故障の影響で1試合も出場できていない。

 チームはジャッジ、スタントンら主力に故障者が続出。ここまで13人が故障者リスト(IL)入りしている。ヤ軍ファンのストレスも溜まっているようだ。2007年からMLB公式サイトでヤ軍番記者を務めるブライアン・ホック氏は読者からの質問コーナーで「ヒックスとジャッジの怪我の状態、そしてエルズベリーの身には具体的に何が起きているか」と問われ、こう回答している。

「ヒックス―タンパで実戦形式の打撃練習(BP)を行っています。今週には試合に出場できるはずです。スタントン―アリゾナでチームに合流していて、そこで彼はバットを振ることを再開することを望んでいます。エルズベリー―はっきりとは誰にも分かりません。ここ2年は怪我まみれの状態です」

 ヒックス、スタントンをはじめ故障者リストに入る選手たちは、ある程度のメジャー復帰の見通しがたっているが、年俸23億円男は……。熱狂的なヤンキースファンの不良債権化が進む35歳外野手へのストレスはたまりつつある。

(Full-Count編集部)

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