菊池雄星をサービス監督も称賛「刺激的な真っ直ぐ」移籍後初の2桁10奪三振
2勝目ならずも、移籍後最長の7回を投げて3安打1失点
■インディアンス 2-1 マリナーズ(日本時間4日・クリーブランド)
マリナーズの菊池雄星投手は3日(日本時間4日)、敵地インディアンス戦で先発して7回3安打1失点の好投を見せた。メジャー最長となる7回まで投げて3安打1失点。チームがサヨナラ負けを喫し、2勝目とはならなかったものの、移籍後初の2桁奪三振となる10個の三振を奪う圧巻の好投を見せた。
初回、わずか11球で3者凡退に打ち取る上々の立ち上がり。2回に四球で走者を出したものの、3回までインディアンス打線を無安打に封じた。1点リードで迎えた4回に二ゴロ併殺打の間に1点を失って同点とされたが、失点はこれだけ。6回2死からは圧巻の4者連続奪三振。4回2死から10者連続でアウトに仕留めた。
味方打線が1点しか奪えず、菊池は1-1の同点のまま、7回で降板となった。マリナーズは9回にサヨナラ負けを喫して5連敗となったが、スコット・サービス監督は試合後、菊池の投球を絶賛。「今夜の彼は非常に刺激的な真っ直ぐを投げていた。とても良い伸びがあった。高めの直球は非常に効果的なボールだった。この上ない出来だ」と語っていた。
(Full-Count編集部)