たった81球で完封勝利! カブス右腕が圧巻の好投、球団記録は78球
球団記録は、2001年5月24日のレッズ戦でジョン・リーバーが記録した78球
■カブス 4-0 カージナルス(日本時間4日・シカゴ)
カブスのカイル・ヘンドリックス投手が、わずか81球で完封勝利をあげる圧巻の好投を披露した。3日(日本時間4日)、本拠地で行われたカージナルス戦。相手打線に4安打を許したものの、最後までゼロを並べ続け、わずか81球で完封勝利を飾った。
初回をわずか10球で3者凡退に仕留めたヘンドリックス。3回に初安打を浴びたものの、その後も崩れることなく、安定した投球を続けた。奪った三振はわずか3つ。内野ゴロ10個、外野フライ8個、内野フライとライナーで5個のアウトを奪い、9回を投げ切った。
MLB公式サイトも、この快投を速報。記事によれば、カブスの投手で100球以下で完封勝利を飾ったのは、2009年のザンブラーノ以来。MLB公式サイトのジョーダン・バスティアン記者は、自身のツイッターで「カイル・ヘンドリックスがこのリストに明日、名前が乗る」とし、過去の少数投球数での完封勝利の一覧をレポート。これによると、カブスの球団記録は、2001年5月24日のレッズ戦でジョン・リーバー投手が記録した78球となっている。