埼玉アストライアが令和最初の勝利! 勝ち投手は未来の左腕エース候補

水流「もっと信頼される投手になりたい」

 この試合で勝利すれば春季リーグ優勝となるフローラは4回、4番岩谷のツーベースヒットで得点圏に走者を置くと、6番三原がレフト前にタイムリーヒットを放ち反撃開始。さらにこの回2死二、三塁から8番シェー・ユー・インにもタイムリーが生まれ1点差に詰め寄る。なおも長打が出れば逆転という状況をつくるが、ここはアストライア水流が踏ん張り得点ならず。

 京都フローラ・龍田は4回以降本来のピッチングを取り戻し、アストライア打線に2塁を踏ませないほぼ完ぺきなピッチングを披露。対する水流も5回、6回とフローラ打線を無安打に抑え試合は最終回へ。

 7回、フローラの攻撃。マウンドにはプロ初完投勝利を目指す水流。1死から8番シェーの放った強い打球がエラーを誘い同点のランナーを出すと、2死二塁とし打席には1番三浦伊織。フルカウントまで粘られるも、最後は若き左腕に軍配が上がり試合終了。

 令和最初の公式戦となった一戦は、7回を97球で投げ切った水流がうれしいプロ初完投勝利。試合後水流は、「最後まで投げさせてくれた指導者の期待に応えることが出来て素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。まだまだ2ストライクから打たれる事が多いので、ボール球を上手く使える制球力を身につけて投球の幅を広げていきたいです。そしてもっと信頼される投手になりたいです」と抱負を語った。

日本女子プロ野球リーグ

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