ダルビッシュ、5回途中5失点で降板し3勝目逃す 同点直後の連続四球にブーイング
4回に女房役のT・デービスのプロ1号満弾で一挙同点も5回に先頭から連続四球で降板
■カブス-カージナルス(日本時間5日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手が4日(日本時間5日)、本拠地でのカージナルス戦で先発し4回0/3、6安打5四球、4奪三振、5失点で降板。同点に追いついた直後の5回に先頭から連続四球を許した右腕にスタンドからブーイングが起こった。
ダルビッシュは初回2死からデヨングに四球と二盗を許し2死二塁のピンチを背負う。だが、オズナを90.7マイル(約146キロ)のツーシームで空振り三振を奪い無失点で切り抜けた。
1点リードで迎えた2回。先頭のJ・マルティネスに初球93マイル(約150キロ)のツーシームを左翼席に運ばれ同点に追い付かれる。これで4月10日(同11日)のパイレーツ戦から5戦連続被弾となった。
3回は先頭のピッチャー・ワカに三塁線を破る二塁打を許すと、続くカーペンターに中堅へタイムリー二塁打を浴び勝ち越しを許す。
4回は先頭のマルティネスに右翼線へ二塁打を浴びると1死二塁からファウラー、ウォンに連続四球を与え満塁。ここでワカに左前へ2点タイムリーを浴びると、続くカーペンターにも右前適時打を浴びこの回3点を失った。
それでも打線は5回。1死満塁の好機を作るとT・デービスがプロ初ホームランとなる1号グランドスラムを放ち同点に追いついた。女房役の一振りで試合は振り出しに戻った。
ダルビッシュは5回のマウンドに上がったが先頭のデヨングに四球、ワイルドピッチで二進を許しオズナに連続四球を与えたところで降板となった。同点劇からの連続四球にスタンドからはブーイングが起こった。後を受けた救援陣がピンチを凌ぎ無失点でこの回を終え、ダルビッシュの今季7度目の登板は4回0/3、6安打5四球、5失点で勝敗付かず。
(Full-Count編集部)