ロッテがカード勝ち越し、岡&レアードが古巣に“恩返し弾” ハム有原は初黒星
試合前まで防御率0.51の日ハム有原は今季最多5失点、
■ロッテ 5-3 日本ハム(6日・ZOZOマリン)
ロッテは6日、本拠地・日本ハム戦に5-3で勝利した。初回に荻野の好走塁から角中の犠飛で1点を先制。先発の種市は一時逆転されるも、岡、レアードが古巣相手に“恩返し弾”を放つなど、試合前まで防御率リーグトップだった有原から5点をもぎ取った。
ロッテは初回、先頭・荻野が中前打を放ち、二盗に成功。さらに、鈴木が空振り三振に倒れた場面では、捕手の石川亮が一塁に送球する間に三塁を陥れる好走塁を見せると、角中の犠飛で先制に成功した。
先発の種市は2回まで無失点も、3回に大田、近藤に連続タイムリーを浴びて逆転を許す。しかし、5回に先頭・岡が元同僚の有原から同点ソロ。さらに、有原の2度の暴投で2点を勝ち越した。
6回には、岡と同じ元日本ハムのレアードも11号ソロ。試合前まで防御率0.51だった有原から5点を奪った。投手陣は8回に4番手の唐川が1点を失ったものの、逃げ切りに成功。カード勝ち越しを決めた。
日本ハムは有原が初めてクオリティ・スタート(QS、6回以上を投げて自責3以下)を達成できず。防御率は1.54となり、今季初黒星を喫した。