広島、9回2死から同点→延長10回に5得点で4連勝 中日は鈴木博と谷元が誤算

広島・西川龍馬【写真:荒川祐史】
広島・西川龍馬【写真:荒川祐史】

広島は8連勝→4連敗→引き分け挟んで4連勝で再び借金完済

■広島 7-2 中日(6日・ナゴヤドーム)

 広島は6日、敵地・中日戦に逆転勝利。9回に同点に追いつくと、延長10回に一挙5点を奪い7-2で勝利した。引き分けを挟んで4連勝で再び借金“完済”。3位・阪神に0.5差に迫った。

 1点ビハインドで9回を迎えた広島だが、2死三塁で松山が中日抑えの鈴木博からセンターへ同点打。1ボール2ストライクと敗戦まであと1球に追い込まれながら、試合を降り出しに戻した。

 そして、10回は谷元から先頭・野間でヒットで出塁すると、鈴木の敬遠などで1死満塁となってから西川が走者一掃の3点三塁打。さらに、安部がライトに2ランを叩き込み、一挙5点を奪取。その裏はレグナルトが抑えて白星を掴んだ。

 開幕直後に低迷した広島は4月27日のヤクルト戦まで怒涛の8連勝で借金を“完済”。その後、4連敗を喫したが、2日の阪神戦から再び引き分けを挟んで4連勝。再び借金「0」となった。

 中日は抑えの鈴木博と5番手・谷元が誤算。勝利目前から試合をひっくり返され、連勝はならなかった。

(Full-Count編集部)

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