「それってフリスビー?」 ブルージェイズ右腕の曲がりすぎる“魔球”に米注目
第4回WBCの優勝投手でブルージェイズのストローマンのスライダーが話題に
■ツインズ 8-0 ブルージェイズ(日本時間7日・トロント)
ブルージェイズのマーカス・ストローマン投手が6日(日本時間7日)、本拠地ツインズ戦に先発し4回2/3、8安打6失点(自責5)で5敗目を喫した。だが、初回に投じた“曲がりすぎる”スライダーが米で話題となっている。
ブルージェイズの球団公式ツイッターは「それってフリスビー、マーカス・ストローマン?」とコメントを添え、ストローマンが投じた曲がりすぎる変化球動画を公開。
初回2死三塁の場面でカブスの右打者クローンを空振り三振に奪った1球だった。フルカウントからの10球目に選択したのは自身の武器でもあるスライダー。外角へ投じた84マイル(約135キロ)のスライダーは大きな軌道を描き左打者のバッターボックスまで変化したが、クローンは思わずバットを出し空振り三振に倒れた。
一見すればとんでもないボール球だが、あまりの変化に打者もバットが出てしまう“魔球”動画にファンも歓喜の声を上げていた。
「その球はおぞましいね」
「ワォ」
「ヤバイね」
「これはぶっちぎりでえげつないし、素晴らしいね! 違法になるべきだ」
「いかつい」
「とにかくエグい」
「彼はいつも見ていて楽しいよ」
身長173センチと小柄ながら2017年の第4回WBCでは米国代表として優勝投手となり大会MVPを受賞するなど活躍。近年はケガなどもあり思った活躍は見せていないが最大の武器スライダーは健在で復活の兆しを見せている。曲がりすぎるスライダーにファンも大満足な様子だった。