大谷翔平、「3番・DH」でメジャー復帰へ タ軍先発は異色左腕ノリス

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

昨季の対左投手は打率.222、2本塁打、13打点だった

■タイガース – エンゼルス(日本時間8日・デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日、午前8時10分試合開始)、敵地のタイガース戦で「3番・指名打者」でメジャー復帰する。昨年10月1日に右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受け、地道にリハビリを重ねてきた。人生初の大手術、二刀流選手による前例のない大手術から219日。いよいよメジャーの舞台に帰ってくる。

 復帰戦で対戦するのはメジャー6年目の左腕ダニエル・ノリス。バンでの車上生活など異色のアウトドア派として知られ、15年終盤に甲状腺癌の告知を受けて手術。その後は毎年故障に悩まされ、通算71試合登板し、13勝17敗、防御率4.48。今季は6試合登板し、1勝0敗、防御率3.47だ。90マイル(約145キロ)前後のフォーシーム、スライダーが軸。対左打者には外角低めを丁寧に集める投球スタイルだ。

 大谷は昨季終盤に対応したものの、対右腕の打率.313(227打数71安打、20本塁打、48打点)に比べ、対左腕の打率.222(99打数22安打、2本塁打、13打点)だった。これまでにオースマス監督は先発投手の左右に関係なく、スタメンで起用する方針を示しているが、2年目の進化へいきなりのチャンスとなりそうだ。

【エンゼルス】
(二)フレッチャー
(中)トラウト
(指)大谷
(遊)シモンズ
(一)プホルス
(左)グッドウィン
(捕)ルクロイ
(右)カルフーン
(三)コザート
投手 キャニング

【タイガース】
(三)カンデラリオ
(右)カステラノス
(指)カブレラ
(左)グッドラム
(一)ロドリゲス
(二)カストロ
(遊)メーサー
(捕)グレイナー
(中)ジョーンズ
投手 ノリス

(Full-Count編集部)

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