史上初の珍記録が誕生! レ軍大砲が通算100単打の前に100本塁打達成
レンジャーズのギャロがア・リーグ歴代最速で100本塁打
■レンジャーズ 9-6 パイレーツ(日本時間9日・ピッツバーグ)
レンジャーズのジョーイ・ギャロ外野手が8日(日本時間9日)、敵地で行われたパイレーツ戦でMLB史上初となる珍しい記録を達成した。
ギャロはこの試合、3回1死二塁で第2打席に立つと、1ボール2ストライクの4球目を弾き返し、中堅スタンドへの先制12号2ランを放った。これがギャロにとって、キャリア通算100号の本塁打に。MLB公式サイトによると、377試合目の100号到達は、マーク・マグワイア氏の393試合を抜き、ア・リーグ記録に。メジャーでは3番目のスピード達成になるという。
そして、珍しいのは、通算100本塁打を放ったギャロだが、キャリア通算でまだ単打が100に届いていないというのだ。2015年のメジャーデビューから249安打を放っているが、本塁打が100、二塁打が50、三塁打が6となっており、単打は93本。通算100単打を達成する前に、100本塁打に到達したのが、ギャロが史上初だという。
MLB公式サイトは「奇妙な記録:ギャロが100本塁打、93シングルヒット」とこの記録を伝え、その中でギャロのコメントも紹介。2年連続40本塁打を記録している25歳の大砲は「ここまでたどり着くことができた自分を誇りに思っているよ。非常に特別なことだね」と語っている。
(Full-Count編集部)