西武ドラ3山野辺、嬉しい初ヒットは右翼線二塁打 「やっとヒットが出ました!」
第1打席は3球三振に倒れたが第2打席できっちり修正
■西武 – ロッテ(9日・県営大宮)
西武のドラフト3位ルーキー・山野辺翔内野手が9日のロッテ戦(県営大宮)でプロ初ヒットとなる右翼線への二塁打を放った。チームはこの回山野辺のヒットをきっかけにチャンスメイクに成功し、山野辺は山川のタイムリーで生還した。
嬉しい初ヒットはプロ入りしてから9打席目で飛び出した。1点を追う5回、ロッテ先発岩下の高めに浮いた直球を逆方向にはじき返し、これがライト線上への二塁打となった。逆転を許した直後のイニングで先頭打者だった山野辺のプロ初安打にナインは大盛り上がり。さらに続く秋山が四球を選びチャンスを作ると、1死満塁で山川が右越えのタイムリーツーベースを放ち、2点を奪って一時逆転に成功した。
この日の1打席目は3球三振に倒れていた山野辺だったが、2打席目ではしっかり修正。「やっとヒットが出ました!前の打席でふがいない三振をしてしまったので、ボール球でしたが思い切っていきました!ライオンズファンの歓声も聞こえて嬉しかったです」と笑顔で振り返った。山川の適時打では一時同点のホームを踏み、「ホームにも還ってくることができて、さらに嬉しいです!」と初々しく喜んだ。