ハム栗山監督、中17日で2戦連続快投の杉浦を称える「難しい調整だった思う」
■5回完全投球に続く5回零封の快投で今季初勝利「あれだけのピッチングができるピッチャー」
■日本ハム 8-0 西武(11日・札幌ドーム)
日本ハムは11日、本拠地で西武に8-0と快勝。4月25日以来となる連勝を飾り、4月以降初めて貯金を「2」とした。
先月23日の楽天戦(札幌ドーム)以来、中17日で先発した杉浦稔大投手が5回1安打無失点。5回を打者15人でパーフェクトに抑えた前回登板に続く好投で試合をつくった。
打線は3回に西川遥輝外野手の右前打と大田泰示外野手の左中間二塁打で先制すると、下位打線もつながり、この回一挙4点を挙げた。4回と5回にも、西武の先発・今井の乱調につけこんで追加点を奪い、試合を優位に進めた。
栗山英樹監督は実戦登板を経ずに中17日で先発した杉浦について「難しい調整だった思うが、しっかり自分のペースで投げてくれて、本当に良かった。状態が良ければ、あれだけのピッチングができるピッチャーだと理解している」と高く評価した。
2試合連続2桁安打で8点を奪った打線についても「(西川)遥輝が起点となって、流れができている。まだまだ能力のある選手たち、もっともっと活躍してくれると思う」と手応えを口にした。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)