燕・石川が18年連続勝利&村上が10号決勝弾 巨人は坂本勇が35戦連続出塁も…
ヤクルトは快勝で連敗止める、坂本は金本のセ・リーグ記録に並ぶ
■ヤクルト 3-1 巨人(11日・東京ドーム)
ヤクルトは11日、敵地・巨人戦に3-1で快勝した。村上が4回に先制10号ソロを放ち、高卒2年目で自身初の2桁本塁打に到達。太田の適時打で2点を加えると、先発のベテラン石川は5回4安打無失点の快投で今季6戦目の登板で初勝利。18年連続勝利とした。巨人は坂本勇が開幕から35試合連続出塁を達成し、セ・リーグ記録に並んだ。
ヤクルトは0-0で迎えた4回、1死走者なしの第2打席で打席に入った村上が巨人先発の左腕メルセデスの高めへの直球を捉え、左翼席へ先制ソロを運んだ。10本塁打で広島鈴木に並ぶセ・リーグ3位タイに浮上。高卒2年目で自身の初の2桁本塁打に到達した。チームはさらに、太田のタイムリーで2点を追加した。
石川は3回までヒットで出塁を許すも、無失点に抑える好投、3、4回は3者凡退に抑えた。5回も2死からメルセデスに中前打を浴びたが、山本は空振り三振で無失点。66球でマウンドを降りた。
2番手マクガフは6回から2回を無失点に抑えると、8回はハフ、9回は梅野とつないで快勝。石川が待望の今季初勝利を挙げ、ヤクルトは連敗を2で止めた。しかし、10日の試合を途中交代した青木が欠場し、山田哲もこの試合は2回の守備から交代。現在、主砲のバレンティンも離脱している。
巨人は坂本勇が初回に中前打を放ち、開幕からの連続出塁記録は「35試合」に。1997年の金本(広島)に並ぶセ・リーグタイ記録となった。坂本勇は10日に34試合連続出塁として巨人の球団記録を更新していた。しかし、打線はヤクルト投手陣に抑え込まれ、9回に坂本勇が13号ソロを放つも敗戦。先発メルセデスは8回途中3失点と力投したが、援護なく今季2敗目(3勝)を喫した。
(Full-Count編集部)