鷹ドラ1甲斐野、4戦ぶり無失点 森からは「3試合はないだろ」とチャチャ!?
8回ではなく7回に登板して結果、配慮した工藤監督の期待に「応えたいと」
■ソフトバンク 4-2 ロッテ(11日・ヤフオクドーム)
サヨナラ負けを含む3試合連続失点と苦しんでいたソフトバンクの甲斐野央投手が、11日のロッテ戦の7回に登板。2奪三振を含む3者凡退で1点のリードを守り切った。
5月3日の楽天戦(ヤフオクドーム)でプロ入り初失点を喫して以来、8日、9日と3試合続けて失点を重ねていたルーキー甲斐野。11日のロッテ戦では1点リードの7回にマウンドに上がり、連続三振と内野ゴロの3者凡退に打ち取ってチームの連敗阻止に貢献した。
「冷静に投げられたので良かったです。僕のイメージではロッテ打線はすごいバッター陣。コントロールミスだけはしないようにと思っていました」と自らの投球を振り返った。ルーキー右腕は「8回よりも少しは楽だろう」と7回のマウンドを託した工藤公康監督の配慮も十分に理解しており、「ありがたいですし、その期待に応えたいという気持ち」だったという。
3試合連続失点をして以来、甲斐野は「中継ぎ陣の方からアドバイスもいただきましたし、森さんからは『3試合はないだろ』とチャチャも入れていただいて」いたという。笑いながら振り返ったドラ1は「これからもこれ(無失点)を続けられるように。いい時だけではないと思いますが、いい時の方が多いようにしていきたいです」と力強く語っていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)