「タカガールデー」終了、3試合で女性ファン計8万5000人超 全員にユニ配布
他球団に見せつけた先駆者としての実力
■ロッテ 5-4 ソフトバンク(12日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクは11日、12日のロッテ戦を「タカガールデー」として開催。4月に行われた東京での同イベントを含め、3試合で8万5000人を超える女性ファンを集めた。
2004年に「女子高生デー」として始まった女性ファン向け企画が2014年から「タカガールデー」となり、球団創設80周年の昨年から2日間の開催となった。今年は初開催となった4月22日の東京ドームを含めて合計3試合。各試合の観客動員および女性来場者は、4月22日の東京ドームが4万3063人のうち2万4万135人、ヤフオクドームの1日目(5月11日)が4万178人のうち3万950人、同2日目(12日)が4万178人のうち3万312人。3試合で実に8万5000人を超える女性ファンを集め、そのすべてにタカガールユニフォームが配布された。
またヤフオクドームでは昨年から試合後にグラウンドを開放して「タカガールフェス」を開催。マウンドやバッターボックス、一塁側ベンチ、実際に使用されているお立ち台などで記念撮影ができるとあって、多くの女性ファンが行列を作った。
ソフトバンクが2004年に「女子高生デー」を開催し始めて以来、女性ファン向けのイベント開催は球界の常識となった。今年の女性ファンの動員数は、先駆者としての実力を見せつける形となったようだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)