本庄市が西武の県内40市町目のフレンドリーシティに 松井稼頭央2軍監督も歓迎

本庄市と西武が「連携協力に関する基本協定」を締結【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
本庄市と西武が「連携協力に関する基本協定」を締結【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

12日に「連携協力に関する基本協定」を締結

 本庄市と株式会社西武ライオンズは12日、西武ライオンズの地域コミュニティ活動「L-FRIENDS(エルフレンズ)」の活動の一環である「連携協力に関する基本協定」を締結したと発表した。この締結により、本庄市は、西武ライオンズのフレンドリーシティとなった。

「L-FRIENDS」は地域コミュニティ活動の総称。地域、ファン、選手、スタッフがひとつの仲間としてつながり、未来に夢をつないでいくということを目的に「野球振興」「こども支援」「地域活性」の3つの柱を中心に取り組んでいる。また、フレンドリーシティとは西武と連携協力に関する基本協定を締結している市町のことだ。

 フレンドリーシティは、具体的な協働事業の項目として「スポーツ振興に関すること」「青少年の健全育成に関すること」「地域振興に関すること」の3つを掲げている。「スポーツ振興に関すること」では、体を動かすことの楽しさや、スポーツの魅力を1人でも多くの人に実感してもらうことを目的に、学校における授業支援や、野球型スポーツイベントを実施。「青少年の健全育成に関すること」では、小学校・中学校における招待券の配布や、幼稚園や保育園における球団マスコットと園児との交流を行っている。

 また、「地域振興に関すること」では、市の施策や広報などにおけるライオンズの商標・肖像の活用や、各催しへの球団マスコット及び公式パフォーマー・ブルーレジェンズの派遣、メットライフドームで行われるフレンドリーシティ感謝デーでのPR出展を予定している。

 本庄市の吉田信解(しんげ)市長、 株式会社西武ライオンズの居郷肇(いごう・はじめ)代表取締役社長、 セレモニーに参加した松井稼頭央2軍監督のコメントは以下の通り。

吉田信解市長
「このたび、株式会社西武ライオンズと『連携協力に関する基本協定』を締結できましたことを大変うれしく思います。本市では、『市民一人1スポーツ』を目標に掲げ、生涯スポーツの推進に努めております。また、毎年イースタン・リーグ公式戦『埼玉西武ライオンズ対読売ジャイアンツ』が開催されており、その他、市民応援バスツアーとしてメットライフドームでの埼玉西武ライオンズ戦観戦ツアーや埼玉西武ライオンズ選手を講師として少年野球教室を開催するなど、埼玉西武ライオンズとは長い間連携して事業に取り組んでまいりました。さらに東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるトルコ共和国のホストタウンに登録され、スポーツをはじめとする様々な取り組みを通じて、同国と交流を図っているところです。

 今後オリンピック・パラリンピックに向けて、市民のスポーツや健康づくりへの関心がますます高まる中、今回の協定締結は大変意義があるものと考えております。この協定の締結により、株式会社西武ライオンズとの連携を深めるとともに、お互いがより一層発展できるよう、様々な魅力的な事業を積極的に実施してまいりたいと考えております」

居郷肇代表取締役社長
「『スポーツ振興』『青少年の健全育成』『地域振興』というフレンドリーシティの3つの柱で本庄市と今後、関係性を強めてまいります。具体的な活動内容といたしましては、ライオンズのOBが本庄市の小学校に訪問して交流を深めたり、野球教室などを予定しています。また、球団マスコットのレオ・ライナ、公式パフォーマー・ブルーレジェンズが幼稚園・保育園などを訪問して一緒に体を動かしたり、高齢者施設で一緒にリアル野球盤を楽しむなど、本庄市全体の活性化にご協力できればと考えております。

 また本庄市の園児、小・中学生を今シーズンのメットライフドームで行われる埼玉西武ライオンズの公式戦にご招待させていただきます。ぜひ、たくさんの本庄市民のみなさまにメットライフドームに遊びにきていただき、埼玉西武ライオンズへご声援をいただければと願っております。また、ここ本庄総合公園市民球場で毎年開催しているイースタン・リーグ公式戦での若手選手への応援も引き続きよろしくお願いいたします」

松井稼頭央2軍監督
「本庄市では毎年、イースタン・リーグの公式戦を行っておりますが、この度、フレンドリーシティになったということで、大変うれしく思います。これを機に、毎年本庄市で行うイースタン・リーグの公式戦だけでなく、メットライフドームや西武第二球場にも足を運んでいただき、多くの市民の皆さまに野球を身近に、そして楽しいと感じてもらえたら幸いです。本庄市の皆さま、これからも埼玉西武ライオンズをよろしくお願いいたします!」

(Full-Count編集部)

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