柳賢振、8回1安打無失点の快投で5勝目! ノーノー逃すも「残念なことではない」
8回1死から左越え二塁打を浴びノーヒットノーランの快挙を逃す
■ドジャース 6-0 ナショナルズ(日本時間13日・ロサンゼルス)
ドジャースの柳賢振投手が12日(日本時間13日)、本拠地ナショナルズ戦で8回1安打9奪三振無失点の好投で5勝目を挙げた。8回1死から二塁打を浴び惜しくもノーヒットノーランを逃したが試合後は「ゲームプランを遂行することを考えていた」と語った。
柳賢振の快投に本拠地ドジャースタジアムが騒めきだした。4回1死からドージャーに四球を与えたが7回を投げ終え無安打投球。8回もマウンドに上がると球場はノーヒットノーランの期待感に満ち溢れた。先頭のスズキをこの日、9個目となる三振でアウトを奪ったが、続くパーラに左越え二塁打を浴び惜しくも快挙を逃した。
それでも後続を打ち取り8回1安打9奪三振、無失点の快投。ベンチに戻る際にはスタンディングオベーションで迎えられた。チームもシーガーの3号満塁アーチが飛び出すなど6-0で勝利した。
試合後、惜しくもノーヒットノーランを逃した柳賢振は「あまり考えず、ゲームプランを遂行することを考えていた。先発投手としての役割を果たせたことで満足している。(ヒットを打たれたことは)本当に残念なことではない。全く何も感じないわけではないけどね」と振り返っていた。
今季はここまで8試合に登板し5勝1敗、防御率1.72と絶好調だが「ここ数試合はリズムが良い。身体の調子が良いんだ」と充実した表情を見せていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)