投手がダイビングキャッチ→尻もち“2バウンド送球”で併殺完成「美しいプレー」
MLB公式ツイッターの動画にファンも「プレー・オブ・ザ・イヤー」
■カブス 4-1 ブルワーズ(日本時間13日・シカゴ)
ブルワーズのジョーリス・チャシーン投手が12日(日本時間13日)の敵地カブス戦でガッツ溢れるダイビングキャッチを見せた。そして、尻もちをついた体勢から“2バウンド”送球でダブルプレー完成。MLB公式ツイッターが動画を公開すると、ファンからは「美しいプレー」と称賛の声が上がった。
味方打線が1-1の同点に追いついた直後の4回だった。チャシーンは1死二塁のピンチを背負うと、アルモラJr.がスキを突いたセーフティーバント。しかし、小フライとなった。それでもグラウンドに落ちるかと思われたが、マウンドから猛然とダッシュしてきたチャシーンが体を投げ出すようにしてダイブ。地面スレスレで打球をもぎ取った。
二塁走者のボートはほぼ三塁に到達していたため、寝転んだまま振り返ったチャシーンは、尻もちをついた状態で二塁に送球。ボールは2バウンドで二塁手ペレスの元に届き、ダブルプレーが成立した。
MLB公式ツイッターは「投手がアスリートではないと誰が言った?」と、この動画を投稿。すると、ファンは「なんてプレー!!」「カブスファンだけど、素晴らしいプレーだと言わざるを得ない」「ワォ」「メジャーでプレーしているならアスリートだよ」「プレー・オブ・ザ・イヤー」「投手もアスリートだ」「美しいプレー」とコメント。結局、6回2失点(自責2)で敗戦投手となったチャシーンだが、体を投げ出してのプレーにはカブスファンも称賛の言葉を送っていた。