復活弾の大谷、打撃練習でも特大弾 飛距離示す“証拠写真”に驚愕「ビースト!」
フリー打撃で推定135m弾を3発→試合でも“同じ場所”に復帰初本塁打
■エンゼルス 5-4 ツインズ(日本時間14日・ミネソタ)
13日(日本時間14日)の敵地ツインズ戦で復帰後初本塁打となったエンゼルスの大谷翔平投手。2試合ぶりに「3番・DH」でスタメン出場すると、1点差で迎えた3回無死三塁で、左中間へ逆転2ランを放った。打球速度111.6マイル(約178.6キロ)、飛距離429フィート(約130.8メートル)の特大の一発だった。
予兆を感じさせていたのは、試合前のフリー打撃だった。41スイングで圧巻の11本の柵越え。ちょうど復帰1号を打ち込んだ中堅左のスクリーン上部に設置されたテラス席へ推定135メートルの特大弾を3発も打ち込んだ。右翼2階席へのアーチもあり、試合後の大谷も「BPのときのボールの見え方、捉え方も悪くなかった」と振り返っていた。
この圧巻の打撃練習には米メディアも反応。地元紙「オレンジカウンティー・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニが打撃練習で、ちょうど今この上の所に打球を飛ばした」とし、圧巻の飛距離を見せた打球の行方を画像付きレポートした。
同記者はツインズの本拠地ターゲット・フィールドの左中間方向を写した公開写真を公開。左中間スクリーンの上部に設置されたテラスの中ほどに打球は届き、着弾点には赤く丸印で印付けされている。衝撃的な飛距離を目の当たりにできる写真にファンも驚愕した。
「実現するとは思わないが、彼は本塁打競争の素晴らしい候補になるだろうね。彼は今シーズン登板しないから、今年こそが(本塁打競争出場への)チャンスだ。さもなければ本当に実現することはないだろう」
「実際の試合ではどうかな?」
「その打球を見たよ。僕の中では推定でも軽く450フィート(約137メートル)は飛んでいるかな」
「彼のバットスピードを拝めるのはアメージングだ」
「オオタニ」
「良いサークル(目印)だね、ジェフ」
「ビースト!」
この打撃練習が効果を発揮したのか、3回の第2打席で復帰後初本塁打となる逆転2ランを放った大谷。打撃練習で示した圧倒的なパワーを、試合でもそのまま見せつけた形となった。