驚異の38試合連続無失点 アストロズ右腕がキンブレル超えメジャー新記録なるか
プレスリーが16日のタイガース戦で38試合連続無失点のメジャータイ記録
■アストロズ 5-1 タイガース(日本時間16日・デトロイト)
アストロズのリリーフ右腕ライアン・プレスリー投手がメジャー記録に王手をかけている。大谷翔平のエンゼルスや菊池雄星のマリナーズと同じア・リーグ西地区で首位を走るアストロズでセットアッパーの座を任されている30歳の右腕。15日(日本時間16日)のタイガース戦で38試合連続無失点のメジャータイ記録に並んだ。
タイガース戦で4点リードで迎えた8回、先発したバーランダーの後を受けてマウンドに上がったプレスリーは完璧なリリーフを見せた。先頭のジョーンズを空振り三振に切ると、グッドラムを一ゴロ、スチュワートを三振に切って3者凡退に仕留めた。これで今季は17試合に投げて1勝0敗8ホールド2セーブ、防御率0.00となっている。
MLB公式サイトは「プレスリーがキンブレルの連続記録に並ぶ」とする記事を掲載し、好投を続けるプレスリーの偉業をクローズアップ。まず「アストロズは2018年7月27日にツインズから右腕ライアン・プレスリーを獲得した。ヒューストンでのデビューで、プレスリーは対戦した最初の打者に本塁打を打たれた」と、右腕のアストロズでの船出を紹介。
そして、「約2週間後、8月10日にプレスリーは新しいユニホームで2失点目を喫した。それ以降、彼は失点していない」と紹介。昨季は8月15日(同16日)のロッキーズ戦から21試合連続無失点でシーズンを終え、今季もそれを継続している。MLB公式サイトは「8月15日のロッキーズ戦から連続記録は始まった。プレスリーは水曜日のタイガース戦で無失点に抑え、38試合連続無失点とした。これにより、現在FAのクレイグ・キンブレルがブレーブス時代の2011年6月14日~9月8日に残したMLB記録に並んだ」とレポートした。
ブレーブスやパドレス、レッドソックスでメジャー通算333セーブをマークした偉大な守護神が記録したメジャー記録に並んだプレスリー。アストロズは16日(同17日)は試合がなく、17日(同18日)から敵地で昨季までキンブレルが在籍したレッドソックスと対戦する。メジャー新記録となる39試合連続無失点をかけて、マウンドに上がる。
(Full-Count編集部)