大谷翔平、本拠地初アーチ一問一答「右翼へは角度さえ付けば当てただけで入る」
4試合ぶり本塁打で6試合連続安打「もちろん100%ではないが、それに近づきつつある」
――左中間への本塁打が目立つが、この日は右越え本塁打だった。
「らしくはないかなと思っているので。悪くもないです。そういう感覚かなと思います」
――右翼方向へは練習から意識して打つのか。
「ないですね。ライト方向へは角度さえ付けば、ある程度当てただけでも入ると思っているので。そこまで練習するところではないかなと思っています」
――「当てただけ」でもスタンドに入る。
「結果的には打っているので、自分のタイミングで打っていると、打つというよりもボールにちゃんと当たっているだけのこと。特に力む必要なく行くことが大事かなと思います」
――復帰してから10試合。今季2号は本拠地初アーチだった。打撃の状態は。
「徐々に良くなってきています。個人的な感覚は徐々にですけど良くなってきていると思います。もちろん100%ではないですけど、それに近づきつつあるんじゃないかなと思います。最後の打席(8回無死一塁)も久々に左の97マイル(約156キロ)を見ましたけど、そこにもしっかり対応していけるように。次にまたそれを生かして準備していければなと思います」
――前夜は「球を捉えられなかったり、空振りしたり」と言っていた。
「全部が全部ではないですけど、徐々に徐々に(良くなっている)。昨日つまりながらレフトにヒット打ちましたけど、今日はつまりながらセンターにいって、最後に芯でライトに引っ張れたので、徐々に徐々に進歩してるんじゃないかなと思います」
――本拠地弾が多い。見え方、準備の仕方はどうか。
「打撃練習から一番多く打っている場所なので。それは打席の景色からいつも通り、普段通り入れるんじゃないかなと思います」
――内角攻めが多い。その球を打ったことに価値はあるか。
「特にインコースが多いなと感じていないので。外も内も来る。必ず甘い球は来るので、どちらに絞るか関係なく、ゾーンに来た球を自分の形で打てればいいんじゃないかなと思います」
――3番で出場を続けている。
「今のところ挟まれる打者は変わらないので。特に違和感なく毎日試合に入れているかなと。相変わらず前の打者は出てくれますし、後ろの打者は返してくれると思うので。そこをつなげられれば今日みたいないいゲームができるかなと思います」
――6試合連続安打となった。
「6試合連続で出てますけど、いいところ悪いところ、やっぱりあると思う。完璧な試合はなかったですし、悪いところを良くできるように、いいところをさらに良くできるように。そういう毎日を続けたいなと思います」