15奪三振、89球省エネ投球、どちらの完封が凄い? MLBで圧巻の完封劇が話題
インディアンスのビーバーは自己最多15奪三振、マーリンズのアルカンタラは89球で完封
インディアンスのシェーン・ビーバー投手が19日(日本時間20日)、本拠地でのオリオールズ戦で5安打無失点の完封勝利で今季3勝目を挙げた。自己最多の15三振を奪う奪三振ショーをMLB公式インスタグラムが動画で公開。同じ日にマーリンズのサンディ・アルカンタラ投手がわずか89球で完封勝利を挙げており「どちらの完封が素晴らしかった?」と比較している。
メジャー2年目の右腕が圧巻の奪三振ショーを見せた。初回の先頭から2者連続三振で3者凡退に仕留めると、3回は3安打を集中されたが併殺と見逃し三振に仕留めピンチを切り抜けた。その後はスライダーと内外角に正確に投げ分ける直球のコンビネーションで毎回の自己最多を更新する15奪三振。
一方、マーリンズのサンディ・アルカンタラ投手は同日のメッツ戦に先発。右打者に食い込むチェンジアップで8奪三振を奪いわずか89球で2安打完封勝利。90球以下での完投、完封勝利は球団では史上2人目の快挙となった。
MLB公式インスタグラムは「どちらの完封が素晴らしかった?」と、同じに素晴らしい完封劇を演じた2投手の動画を公開。ファンからは圧巻の15三振を奪ったビーバー、“省エネ完封”のアルカンタラともに推す声もあり甲乙つけがたい状況となっている。