エ軍大ピンチ、3番大谷&4番シモンズが負傷 指揮官「シンバは深刻なように思える」
大谷、シモンズはレントゲン検査を受け骨に異常なしも…
■ツインズ 3-1 エンゼルス(日本時間21日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が20日(日本時間21日)、本拠地ツインズ戦で「3番・指名打者」で7試合連続でスタメン出場したが3打数無安打、3三振に終わり2試合連続ノーヒット。第4打席でスイングした際に右手薬指にボールが直撃し苦悶の表情でベンチに引き下がった。4番シモンズも捻挫し負傷交代となり試合後、オースマス監督は「より深刻なのはショウよりシンバの怪我」と苦しい胸の内を明かした。
大谷にアクシデントが起きたのは2点を追う8回の第4打席。左腕ロジャースが投じた92.7マイル(約149キロ)の内角直球をスイングした際にボールが右手付近に直撃。大谷は思わずバットを放り投げると、苦悶の表情を浮かべしばらくしゃがみ込み動くことができなかった。
悪夢は続き、続くシモンズは一ゴロで全力疾走。一塁を駆け抜けようとした際に一塁ベースを踏み外して、左足首を激しく捻ると自力で立つことができず、球団トレーナーに担がれてベンチへ。9回守備から交代となった。
大谷は試合後にレントゲン検査を受け骨には異常がなかったが、患部は腫れが残っているようで21日(同22日)にトレーナーが再度チェックを行うことになった。
チームの主軸となる3大谷、4番シモンズがまさかのアクシデントで負傷。試合後、オースマス監督は大谷について「明日は医師とトレーナーがチェックする。ショウヘイは早いうちに戻れる」と次戦の出場を明言しなかった。
また、シモンズについては「より深刻なのはショウよりシンバ(シモンズの愛称)の怪我だと思う。ショウは大丈夫だろうと思う。シンバがどのくらいかかるかわからないが、彼の方が早く戻るだろう。今の時点でシンバの怪我は(大谷より)より深刻なように思える」と淡々と語った。明日(22日)の状態次第では3、4番を失う可能性が出てきた。
(Full-Count編集部)