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用具のプロに聞く、グラブ磨きのポイントは? 「汚れ落としも重要ですが…」

野球選手が大切にするグラブ。小さい頃は汚れたグラブやスパイクをそのまま練習、試合で使ったこともあった。取材を通じて、現場で見るプロの用具は当たり前だが、キレイに磨かれ、整頓されているのを知り、今ではその過去を恥じている。

「フィールドで信頼できるのはグラブだけ」

 守備では感覚も重要だ。そのため、1日でも長く愛用のグラブを使い続けたい。壊れないように大事にしたい。使えなくなるのが一番、困る。だから劣化の速さを少しでも遅くしようと、グラブを磨いて保革する。メンテナンスに余念がない。プロがグラブにかける思いは尋常ではない。

 グラブ磨きが終わりに近づくと、擦り切れてしまったところに山田さんはグラブミットワックスを塗り、保革した。

「タオルでも手でもいいですから、全体的にうすく塗ってください。気を付けていただきたいのが塗りすぎるとベタベタになって、重さの原因になるので、かさつきが目立ってきたら塗ってください」

 一通り、終わったところで山田さんにグラブ磨きへの考えを聞いた。

「毎日磨いてほしいというのは、愛着ってそこから湧いてくると思うんですよね。(守備の時)フィールドで信頼できるのはグラブだけだと思います。汚れ落としも重要ですけど、可愛がってほしいですね。自分たちでいうと、食事や手洗いと一緒。ものすごく大事ですけど、当たり前にやってほしいことでもありますね。特別なことと思わないでほしいです」

 子供がフォームの“マネ”をするほど憧れるプロ野球選手は、映像や写真では映らないところで、道具への愛情を注いでいる。見えないところでのそういう習慣は、見習ってもいいのかもしれない。

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