独立L栃木GBの160キロ右腕・北方のドジャース入りが決定 球団が発表

栃木ゴールデンブレーブスに所属していた北方悠誠【写真:編集部】
栃木ゴールデンブレーブスに所属していた北方悠誠【写真:編集部】

今月10日にマイナー契約合意報道 2012年DeNAドラフト1位右腕が海を渡る

 栃木ゴールデンブレーブスの160キロ超え右腕、北方悠誠投手が23日、米大リーグのドジャースへの入団が決定したと球団が発表した。

 北方は今季から栃木ゴールデンブレーブスでプレー。3月のオープン戦では156キロ。4月6日の開幕戦では158キロ。以後、シーズンで161キロも計測するなど調子を上げてきた。日米のスカウトの目に留まり、ドジャースが交渉を開始。10日、マイナー契約を結んだとドジャースの公式サイトが伝えていた。

 ドジャースのアンドリュー・フリードマン球団編成取締役社長は9日(日本時間10日)に日本メディアの取材に対して「(契約は)まだ正式ではない」と話したものの、「現在進めています」と契約に向けて動いていることを認めていたが、この日、晴れて契約発表の運びとなった。

 北方は25歳の唐津商(佐賀)から2012年ドラフト1位でDeNAに入団。2014年に戦力外となり、15年にはソフトバンクと育成契約も、1年で再び戦力外となった。その後はNPB復帰を目指して独立リーグのチームを渡り歩いた。昨年の独立リーグ・信濃在籍時から少しずつフォームやボールへの自信を取り戻し、今年は栃木でNPB復帰を目指していた。今度はMLBの舞台を目指して、いよいよ海を渡る。後日、栃木・寺内崇幸監督同席のもと、会見を行う予定となっている。

(Full-Count編集部)

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