「完璧なバックドア」ド軍左腕のギリギリに決まるカーブが「ただただエグい」
ドジャースのヒルがファムを見逃し三振に奪った1球が凄い
■レイズ 8-1 ドジャース(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャースのリッチ・ヒル投手が22日(日本時間23日)、敵地でのレイズ戦に先発し好投した。6回を投げて5安打1失点。リリーフ陣が打ち込まれて白星は掴めなかったものの、7個の三振を奪う投球を見せた。
このヒルが、試合中に見事な“バックドア”のカーブを投じ、その1球が脚光を浴びている。場面は初回。1死で2番のファムを迎えたところだ。2ボール2ストライクと追い込み、2球ファウルで粘られた後の7球目だった。
74.9マイル(約120.5キロ)のカーブは外角のボールゾーンから、ぎりぎり一杯に入るストライクに。この絶妙なコースに決まった1球をドジャースの公式ツイッターが「えげつない動き」として動画で公開すると、ファンから称賛のコメントが寄せられた。
「なんてことだ……」
「ただただエグいな!」
「吐き気がする…」
試合を中継した放送局「スポーツネット・LA」で解説を務めた、2度の首位打者獲得経験のあるノーマー・ガルシアパーラ氏も「この一球は完ぺきなバックドア変化球です」と絶賛する1球だった。