快投の田中将大、抜群の反応で164キロ打球“直撃”に対応 米メディア「また恐怖」
米メディアもヒヤヒヤ、MLB公式は「タナカが2回にまたしても恐怖を経験する」
田中が離脱となれば、ヤンキースにとっては大打撃なだけに、地元メディアもヒヤリとした様子。MLB公式サイトは、前回の登板での打球直撃に触れながら「タナカが2回にまたしても恐怖を経験する」と言及した。
さらに、AP通信は「ヤンキースにとって、得点を許したことよりもはるかに気にかけているもの。それは、彼の健康状態だ」とレポート。そして、打球が当たった後にアーロン・ブーン監督やトレーナーがマウンドに集まった場面について「この右腕に必要だったのはたった数回の投球練習だけで、そこから彼は再びオリオールズを支配した」としている。また、地元メディア「northjersey.com」は「あの場面は、タナカの前回登板のフラッシュバックだった。当時、彼はヤンディ・ディアスの111マイルのライナーを脚に受けていた」と、2試合連続のアクシデントだったことをあらためて振り返っている。
打球が2試合連続で直撃しても、変わることのない田中の安定感。防御率は2.94と2点台に回復した。勝ち星はつかなくても、絶大な信頼に応える投球を続けている。
(Full-Count編集部)