「信じられません!」アストロズ内野手、アクロバティックなタッチ回避に米脚光
レッドソックス戦でアストロズのディアスが衝撃のタッチ避け
■アストロズ 4-3 Rソックス(日本時間25日・ヒューストン)
アストロズのアレドミス・ディアス内野手が24日(日本時間25日)に行われたレッドソックス戦で、圧巻の“タッチ避け”スライディングを見せ、ファンからの喝采を集めている。
この日のレッドソックス戦に「5番・二塁」で出場したディアスが2回に魅せた。この回1死から右前安打で出塁すると、レッドソックス先発セールの暴投で二塁へ。2死となり、レディックの打球は一、二塁間へのゴロへ。この打球を一塁手のピアースが捕球したものの、ベースカバーに入ったセールへの送球が逸れて悪送球になった。
この送球のカバーに捕手のレオンが入り、本塁がガラ空きとなると、ディアスは一気に三塁を蹴って本塁へと突入した。ボールを捕ったレオンとディアスの競争に。捕手のレオンがわずかばかり早く本塁へ着き、ディアスにタッチしようとした。足から滑り込んだディアスは身を捻るようにしてタッチを“回避”。右足だけを懸命に伸ばして、ホームベースを爪先で触れた。
このアクロバティックなスライディングをMLB公式ツイッターが「ゲーム・オブ・インチズ」と称して動画で紹介すると、ファンからも驚きのコメントが寄せられた。
「良いスライディングが好き」
「ゲーム・オブ・インチズ>ゲーム・オブ・スローンズ」
「素晴らしい!」
「タイミングはアウトだけど、タッチされていない」
「ゲーム・オブ・テリブルタッチ」
「お手本のようなスライディング」
「セーフ!」
「これは酷い 笑」
「彼はハビー・バエスから学んだんだ!」
試合を中継した地元局「AT&Tスポーツネット」で解説を務めたジェフ・ブラム氏は「素晴らしいスライディングでした。タッチをかわして、足で本塁に触ったでしょうか? 内側からなんというアスレチックな動きでしょう! なんというスライディングでしょう! 信じられません」と興奮気味に語っていた。