開幕戦はレインボーオクトパスが快勝 田代が打で5安打&投で5回3失点「打に偏った」

投打に活躍したレインボーオクトパス・田代【写真:編集部】
投打に活躍したレインボーオクトパス・田代【写真:編集部】

「たこやきレインボー」のファンで結成したレインボーオクトパス、東京Ablazeに勝利

 今年からスタートした草野球リーグ「teams LEAGUE」の記念すべき開幕戦が26日、石神井公園A野球場で行われ、レインボーオクトパスが6回途中14-4で東京Ablazeに勝利した。

 初回、東京Ablazeは相手先発、アンダースローの飯田から失策で1点を先制するが、レインボーオクトパスも2番・田代一輝が二塁打から三盗、ワイルドピッチの間にホームインし同点に追いついた。

 レインボーオクトパスは3回、昨年まで四国IL・香川でプレーしていた1番・井戸川の四球、2番・田代のヒットでチャンスを作ると、相手失策、7番・圷の適時二塁打などで一挙4点を奪取。勢いに乗ったレインボーオクトパスは、4番・鍋田の2ランホームランなどで4回に3点、5回に4点、6回にも2点を追加し、14点の猛攻で快勝した。

 打っては5打数5安打3盗塁、投げても2回からマウンドに上がり、5回5安打3失点6奪三振の投球で勝ち投手となったのは、大学1年生の田代。試合後には「5安打は初めて。(今までは)3安打くらいが最高ですね」と笑顔で話した。「いつもは(打つほうでは)無安打、(投げては)無失点って感じなので。今日は打のほうに偏っちゃった感じですね」と、普段はピッチングのほうが得意だという。小学校4年生から野球を始め、高校1年生で一度は辞めたが、「やっぱり野球が好きだった」という思いから草野球に参加している。

 MLBで流行りの作戦“オープナー”を採用し、エースの田代さんを2回から送り込んだレインボーオクトパスは、アイドル「たこやきレインボー」のファンが集まり、昨年8月に結成されたチームだ。「共通の趣味を持った人と、年齢層が幅広い人」と一緒にプレーできるのが草野球の魅力だと語る田代さん。最後に“推し”の春名真依さんに「たこやきレインボーの活躍を見て僕たちは頑張れているので、これからも僕たちはあなたのことを見てます!」と話し、チームメートの爆笑を誘っていた。

(工藤慶大 / Keita Kudo)

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