鷹・上林、早期1軍復帰目指す「すぐに上がります」29日にも打撃練習再開も
右手薬指の剥離骨折で離脱中、28日は2軍の試合前練習に守備と走塁のみ参加
右手の薬指の剥離骨折で離脱中のソフトバンク上林誠知外野手が28日、2軍の試合前練習に参加した。守備と走塁のみながらチームメートと共に汗を流し「すぐ上がります」と1軍復帰に強い意欲を示した。
上林は4月17日のロッテ戦で死球を受け、直後は打撲と診断されていたが、5月6日に骨折が判明。5月10日に登録を抹消されていた。この日も右手にはしっかりとしたテーピングが施され「まだ痛いのは痛いです」と言いながらも、中日戦が行われるタマスタ筑後で2軍の練習に参加した。
打撃練習はまだ行っていないが「今日、これから病院で診てもらって、OKが出れば明日から打ち始めたいです」と上林。「じっくり焦らずに」と声をかけられても「いや、すぐに上がります」と1軍復帰に強い意欲を示した。
上林の頭にあるのは今季の規定打席到達だ。「6月に上がらないと間に合わないんで」と、交流戦には復帰したいという。「上からいらないと言われたらそれまでですけどね」と笑いながらも、その目はしっかりと1軍昇格を見据えていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)