“史上最低”始球式でボール直撃のカメラマン、翌日は“完全防備”で登場 ファン「大爆笑」
至近距離でボール直撃の“被害者”が…MLB公式サイトも一夜明けの姿を公開
28日(日本時間29日)に行われたホワイトソックス-ロイヤルズ戦での“史上最低”の始球式……。球団職員の女性のとんでもない暴投が、目の前のカメラマンのカメラに直撃するという“笑撃”の展開が大きな話題となった。一夜明けた29日(同30日)には、まさかの“被害”にあったカメラマンがプロテクターをつけて登場し、またしてもファンの爆笑を誘っている。
前夜の始球式。マウンドに上がったホワイトソックスの月間最優秀職員の女性は、大真面目に右腕を振った。しかし、ボールは左斜め前の至近距離でシャッターを切るカメラマンのカメラに直撃。女性、そして、キャッチャーが頭を抱えたが、誰もが予想できなかった展開は爆笑を呼び、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が「始球式の球に当たっても、このカメラマンは写真を撮った」と特集するなど話題となった。
カメラマンのダレン・ジョージア氏は、地元テレビ局「NBCスポーツ・シカゴ」のツイッターで公開されたインタビューに登場。レポーターの「あなたはこの先ずっと全国放送で映りますね」という質問に「彼女には感謝しきれませんね。つかの間の名声を手にするとは思っていませんでした」と答えていたが、翌日には同じような“悲劇”に備え、しっかりと準備を整えていた。
「Cut4」は、ツイッターで2枚の写真を公開。一夜明けた29日(同30日)のロイヤルズ戦で、頭部にプロテクターをつけてカメラを構えるジョージア氏の姿が写っている。さらに、ホワイトソックスは球団公式ツイッターで「彼は今夜の準備ができている」としてシャッターを切った後に飛んでくるボールをジョージア氏が“捕球”する動画、「いくら注意してもしすぎることはない」とジョージア氏がプロテクターをつける瞬間の動画を公開。球団がハプニングを楽しんでいる様子が伝わってくる。
「Cut4」のツイッターには、ファンから「捕手のマスクはおそらく同じ理由で考案されたんだろうね」「ダレンを守ってくれて嬉しいよ。でも、どうかカメラも気を付けて 笑」「カメラにも保護するものが必要だと思う」「大爆笑」「彼にとっていいことだ」といったコメントがついた。“史上最低”の始球式の反響は広がり続けている。