大谷翔平、3号超低空飛行弾一問一答「何が良くて何が悪いのか、今は分かりづらい」

10戦ぶり一発も本調子はまだ先か「自然に上がるポイントでしっかり捉えられるかが今は大事」

――打撃に迷いがあるのか。
「結果が正面にいったらアウトなので。今のは良かったのか、悪いのか、ちょっと分かりづらいのかなと思います」

――打撃練習では打球が上がっている。試合とのギャップを感じるか。
「もちろんそれはありますね。打撃投手は気持ちよく打たせるために投げているボール。試合になれば打たせないために投げてくるボールを打たないといけない。それは別の物として考えないといけない」

――また球の上を打っているということか。
「ポイントがちょっとずれているのかなと思います」

――1打席目は遊ゴロもいい当たりだった。
「全部が全部本塁打になるわけではないので。あれがダメと決めつけるのは良くない。僕の中ではいい感覚だったので。そこまで悪い感じではなかったですね」

――以前はミリ単位で修正という話をしたことがあったが、第1打席に関しては。
「うーん、まあまあ、いいところのチェンジアップなので、もちろんそれを逆方向にホームランにできたら一番いいと思うんですけど、全部がそうできるわけではないので、なかなか難しいところかなとは思います」

――8回に左前適時打を放った。
「比較的変化球、スライダー系統かなと思っていたので。そっちを待ってましたけど、真っすぐがいいところに来て、ファウルにはできていた。そのままでいいかなと。次は変化球が来て、たまたま間を抜けてくれたかなと思います」

――まだ本調子でない中、主軸として期待されている。
「3番で出てるので、いい打者のうしろですし、なんとかこうつないでいければいいのかなという気持ちでいますけど、結果的に上がってる打球に関しては比較的ヒットになったり、ホームランになってる率が高いので、そこ次第かなと思います。やっぱりゴロになればアウトになる確率がやっぱり高くなっちゃうので、かと言って上げに行くのではなくて、自然に上がるポイントでしっかりとらえれるかどうかが、今は大事かなと思ってます」

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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