トラウト&大谷に連続被弾の右腕は「トラウタニ」が苦手? 「彼らはスター選手」
大谷の今季3号はトラウトとの“2球連続弾”、7回2失点のリークは…
■マリナーズ 4-3 エンゼルス(日本時間1日・シアトル)
5月31日(日本時間1日)の敵地マリナーズ戦に「3番・DH」で出場し、10試合ぶりの一発となる3号ソロ弾を放った大谷翔平投手。チームは3-4で敗れたものの、8回にも1点差に迫る左前適時打を放つなど気を吐いた。6回のホームランは、2番を打つマイク・トラウト外野手との2者連続弾。打たれた相手右腕は「彼らはスター選手たち」と振り返っている。
この日は4打数2安打2打点と今季6度目のマルチ安打をマークした大谷。最大の見せ場は6回の第3打席だった。エンゼルスはこの回、2死からトラウトがソロ弾を放ち、2点差に迫る。すると、続く大谷は先発右腕マイク・リークの初球のシンカーを捉え、左翼フェンス奥のブルペンにライナーで運んだ。今季3号は打球速度107マイル(約172.1キロ)、角度20度、最高到達点52フィート(約15.8メートル)の逆方向への“超低空ライナー弾”だった。
最強コンビの“2球連続ホームラン”。今季2度目、通算6度目の「トラウタニ弾」となったが、MLB公式サイトは「リークは2度のア・リーグMVP相手に24打数12安打、6二塁打、2本塁打としており、トラウトの本塁打の被害者である。オオタニの方が対戦経験が少ないが、2年目のメジャーリーガーはリーク相手に12打数5安打、1本塁打としている」とレポート。失点はこの場面のみに抑え、7回2失点の快投で今季4勝目を挙げたリークが2人を苦手としているとレポートしている。
リーク自身は、記事の中で「彼らはスター選手たちだ。トラウトと対戦した時、チェンジアップが思ったところに投げられなかった。どちらにせよ、彼は素晴らしいけどね。オオタニにも以前にヒットを打たれていた」と言及。メジャーNO1プレーヤーのトラウトだけでなく、大谷も「スター選手」と認めている。
この日はエンゼルス打線を抑え込んだリークだが、同じア・リーグ西地区で多くの対戦を残すだけに、今後も「トラウタニ」コンビに手を焼くことになりそうだ。
(Full-Count編集部)