「いるはずのない場所に…」 ボール見失った味方を救う驚異的美技に称賛の声

米国大学野球で起こった美技に称賛の声が集まる(画像はスクリーンショット)
米国大学野球で起こった美技に称賛の声が集まる(画像はスクリーンショット)

ツイッターで映像が公開され絶賛の声「とんでもないキャッチ」

 米国の大学野球でまたしても驚異的なプレーがあった。三塁ファウルゾーンで味方野手がボールを見失ったものの、遊撃手が猛然とダッシュしてきてスライディングキャッチ。この美技の映像がツイッターで公開されると、フォロワーからは「とんでもないキャッチ」などと絶賛の声が上がった。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が「この遊撃手はどこからともなく現れ、チームメートが眩しくて見失ったボールをキャッチした」とのタイトルで特集したファイプレーは、NCAA(全米大学体育協会)トーナメントのネブラスカ大-コネチカット大の一戦で飛び出した。

 打者が三塁ファウルゾーンに飛球を打ち上げると、コネチカット大の三塁手は落下地点に入り、グラブで太陽を遮るようにしたが、ボールを見失っていた。しかし、遊撃手が猛然とダッシュ。そして、最後は三塁手の背後に落下してきたボールをスライディングでキャッチした。

「Cut4」は「コネチカット大の三塁手デビッド・ランガーは眩しくてボールを見失った。普通ならその場合、選手がボールの落下地点から15フィート(約4.6メートル)ほど離れた場所にいたりする。しかし、彼はちょうど落下地点の辺りにいた。つまり、遊撃手のアンソニー・プラトは状況に気が付いた時、内野から大急ぎで向かい、ランガーの真横にダイブし、キャッチしなければならなかった」とレポート。そして、「プラトはいるはずのない場所に現れ、内野の友人を助け、幽霊か守護天使のようであった」と独特の表現で絶賛している。

 コネチカット大は敗れたとあって、最後は「これが野球の友情である。残念なことに、これはハスキーズ(コネチカット大のチーム名)が勝利するには十分でなく、5-8で敗戦した」と締めくくっているが、このプレーの動画をNCAAベースボール公式ツイッターが「コネチカット大のアンソニー・プラトがオクラホマシティでワイルドなキャッチ!」と紹介すると、フォロワーからは絶賛のコメントが相次いだ。

「ワォ、素晴らしいキャッチ」
「とんでもない、すごいキャッチ!」
「良いチームメートだ!」
「チームメートを救ったね」
「ハスカーズ(ネブラスカ大のチーム名)のファンだけど、なんてキャッチ!」

 試合には敗れても、驚異的な美技は大きなインパクトを残したようだ。

【動画】三塁手がボールを見失うも…「どこからともなく現れた」遊撃手が驚異的なスライディングキャッチを見せた美技の一部始終

RECOMMEND