ドジャース、新人ウィル・スミスのメジャー初本塁打でサヨナラ勝ち「一生忘れない」
キャリア初本塁打がサヨナラ弾に「まさに、夢がかなっている」
■ドジャース 4-3 フィリーズ(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャースは1日(日本時間2日)、本拠地フィリーズ戦に4-3でサヨナラ勝ち。4連勝を飾った。同点で迎えた9回にルーキーのウィル・スミス捕手がサヨナラ弾。記念すべきメジャー初本塁打が劇的勝利をもたらす一発となった。
ドジャースは先発のカーショーが7回6安打1失点6奪三振1四球と快投。7回裏に代打を送られて降板すると、打線はこの回1点を奪って2点リードとした。しかし、8回に2番手ウリアスがハーパーに2ランを浴びて同点に。しかし、ウリアスが2イニング目の9回を3者凡退に抑えると、その裏に劇的なホームランが飛び出した。
1死走者なしで打席に立ったスミスが、レフトスタンドに運ぶサヨナラ弾。大歓声の中でダイヤモンドを一周し、ホームベースで待ちかまえたチームメートにもみくちゃにされた。
24歳のスミスは5月27日(同28日)にメジャーデビューを飾ったばかりのルーキー。4試合目の出場で飛び出したキャリア初本塁打がサヨナラ弾となった。「とにかく出塁することを考えていたよ。このチームは絶対に諦めないんだ」と振り返り、「素晴らしかったよ。この瞬間を一生忘れられないね」と喜びを噛み締めた。
念願のメジャーデビューを果たし、早くもチームに勝利をもたらす大活躍。「素晴らしいよ。まさに、夢がかなっているよ。勝利することもできて、素晴らしかったね」とスミス。40勝19敗でナ・リーグ最高勝率.678と圧倒的な強さを見せるドジャースに新たなスターが生まれるかもしれない。