35歳巧打者の素手キャッチに放送局熱狂「なんというプレー」「今までで最高の守備」
一、二塁間に飛んだ打球が直前にファンブル→右手だけを出して好捕→素早く一塁ベースカバーに入った投手へトス
■ナショナルズ 4-1 レッズ(日本時間3日・シンシナティ)
レッズのジョーイ・ボット内野手が2日(日本時間3日)、本拠地のナショナルズ戦で華麗な素手キャッチを披露した。現地の放送局も大興奮のプレーとなった。
4回2死一、二塁のピンチだった。一、二塁間に飛んだロブレスの打球はイレギュラー。捕球体勢に入っていたボットは体が一塁側へ流れながらみ右手だけを出して打球をキャッチ。一塁ベースカバーに入った投手のグレイにトスして一ゴロとした。現地放送局「FOXスポーツ・オハイオ」の実況トム・ブレンナマン氏、元投手の解説クリス・ウェルシュ氏は大興奮でこの好プレーを伝えた。
実況「素晴らしいプレーです、ボット!」
解説「オォー!」
実況「なんということでしょう! 失点していたかもしれません。正面に立っていて、素手でキャッチしなければなりませんでした。なんというプレーでしょう、ボット! イニング終了です」
イニングをまたいでも好プレーの興奮を抑えらなかったようだ。
実況「ボットの素晴らしいプレーでしたね」
解説「個人的には、ジョーイ・ボットの今までで最高の守備プレーだったと思います」
実況「そうですか?」
解説「はい」
実況「ワォ!」
MLB公式ツイッターもこの好プレーを「ハンディマン」とコメントを付けて動画でアップした。ファンからは「殿堂入り」などと称賛のコメントがついた。ここまで通算1778安打を記録している巧打者ボット。35歳が健在ぶりを見せつける好守となった。