MLB初の日本人審判へ― 憧れの舞台を目指す松田貴士さんの意気込みとその努力とは

メジャーリーグを目指す日本人は選手だけではない【写真:Getty Images】
メジャーリーグを目指す日本人は選手だけではない【写真:Getty Images】

米テレビ局が特集 異文化、言語を学ぶため8年間で日本で過ごしたのは合計で1年未満

 メジャーリーグを目指す日本人は選手だけではない。日本人初のMLB審判を目指しているのが松田貴士さん。このほど米テレビ局「WRICリッチモンド」で「タカヒト・マツダは日本人初のMLB審判になることを願っている」と取り上げられ、意気込みや苦悩などを明かしている。

 松田さんは2012年に初めてマイナーリーグの審判を務め、現在はジャイアンツ傘下2Aリッチモンドの試合などで審判を務めている。記事では「マツダはフィールドでプレーする選手たちと同じ目標を抱いている。それは、MLBにたどり着くと言うことである。彼がもしそれを実現できた場合、MLB初の日本人審判となる」と紹介。記事では、過去に10人の日本人審判がMLBを目指したが、誰もそれを実現できなかったことを松田さんが明かしている。

 日本人初のMLB審判となるために―― 松田さんは異文化や言語を学ぶため、オフシーズンの大半を日本国外で過ごし、過去8年間で日本で過ごしたのは合計で1年にも満たなかったという。記事では、MLBで審判をするチャンスがいつ訪れるかなど誰にもわからないため、とにかく審判の仕事に努める必要があるという松田さんの強い意気込みを紹介している。

 MLB初の日本人審判として、憧れの舞台に立つことはできるのか。松田さんの挑戦に注目だ。

(Full-Count編集部)

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