自打球で「睾丸破裂」、マリナーズのハニガーがIL入り 試合出場を続けたが…
3回に自打球を当て7回に代打送られ交代「野球の活動を再開するまでに2~3週間」
■アストロズ 8-7 マリナーズ(日本時間7日・シアトル)
マリナーズのミッチ・ハニガー外野手が6日(日本時間7日)の本拠地アストロズ戦で睾丸破裂の重傷を負い、故障者リスト(IL)入りした。マリナーズでは、ブレーデン・ビショップ外野手が死球を受けて脾臓を手術したばかりで、アクシデントが続いている。
ハニガーはアストロズ戦の3回の打席で自打球を当てて苦悶の表情を浮かべたものの、そのまま試合に出場して三振。さらに、6回にも空振り三振に倒れた。そして、7回に代打を送られて交代。ただ、実は3回の自打球で重傷を負っていた。
MLB公式サイトは「ハニガーが自打球に当たり、故障者リスト入り」とレポート。「厳しい状況のマリナーズは金曜日にまた打撃を受けた。オールスターの外野手ミッチ・ハニガーが木曜日のアストロズ戦で自打球を当て、睾丸破裂で10日間の故障者リスト入りした」と伝えている。
記事では、ハニガーの復帰までタイムテーブルは示されていないものの、2009年にエイドリアン・ベルトレが同様の怪我をした時には5週間半離脱したと紹介。さらに、「ハニガーはチームメートのブレーデン・ビショップが脾臓の手術を受けた2日後に手術を受けた。スコット・サービス監督は2人とも野球の活動を再開するまでに2~3週間はかかるだろうと語った」としている。
サービス監督は「彼は我々のチャンピオンだ。彼は正しいことをしている。彼が打撃で少し苦戦していて、自身のパフォーマンスに苛立っていたことは分かっているが、これらはクレイジーな怪我だ。脾臓、ミッチの怪我。対処して前進し続けなければならない」と話したという。主軸のハニガーの離脱は、マリナーズにとって大きな痛手となる。
(Full-Count編集部)