大谷、雄星撃ち3連発の衝撃…地元TV実況は“動揺”、名台詞「ビッグフライ」言い忘れる
いつもは「ビッグフライ、オオタニさん」でお馴染みも…「サヨナラベースボール!」
■エンゼルス 12-3 マリナーズ(日本時間9日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、マリナーズの菊池雄星投手とメジャー初対決。4回の第3打席で6号アーチを放った。ラステラ、トラウトに続く、日本人左腕からの衝撃の3連続アーチを締めくくった圧巻の一撃に、地元テレビ局の名物実況は「冗談だろ!」と動揺。恒例の名台詞「ビッグフライ、オオタニさん」を言い忘れてしまうほど衝撃を受けていた。
NPB時代の2017年3月31日の開幕戦以来800日ぶり、メジャーでは初対決を迎えた花巻東高出身の2人。主役は3学年下の後輩だった。
4回無死の第3打席、大谷が圧巻のパワーを見せた。ラステラ、トラウトの連発で迎えた直後、菊池の初球の75.2マイル(約121キロ)のカーブをバットに乗せた。
地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況ビクター・ロハス氏は「スローな変化球です。左中間に飛びます。冗談だろ! マレックス・スミス、マック・ウィリアムソンが、ははは入った!」と絶叫。衝撃の3者連続アーチに興奮を抑え切れず。そして、「サヨナラベースボール! オオタニさんが3連発弾を達成だ!」と再び絶叫した。
エンゼルス戦の実況を長らく務めているロハス氏といえば、大谷が本塁打を放つたびに「ビッグフライ、オオタニさん!」のシャウトで、米国のみならず、日本でも有名になった。
おきまりの名台詞を言い忘れるほどの動揺の影響か、放送ブースはその後、21秒間沈黙。衝撃の3連発を締めくくる豪快な大谷弾に酔いしれるスタジアムの興奮をあますところなく伝えていた。
(Full-Count編集部)