BC群馬、前期優勝マジック「2」 一時新潟にマジック点灯も9連勝で一気に逆転

BC群馬・平野謙監督と清美夫人【写真:細野能功】
BC群馬・平野謙監督と清美夫人【写真:細野能功】

平野監督は選手の頑張り称える「体力勝負でうまくいっている」

 BCリーグのフューチャーイーストで首位に立つ群馬は、9日の武蔵戦(高崎城南球場)に7-1で勝ち、前期優勝へのマジックは「2」となった。初回に先頭打者ポロがバックスクリーンへリーグ単独トップ15号ソロ。その後も好調な打線が機能して、10安打で7点を奪い圧勝した。

 一時は新潟にマジックが点灯。平野監督は「正直厳しいが、あきらめるわけにはいかない。何が起こるかわからない」と昨年独立リーグ日本一のプライドをのぞかせていたが、9連勝で一気に逆転した。

 15日に同じ城南球場で行われる新潟との直接対決で優勝が決まる可能性がある。この日は元ホリプロ所属で、秋元理央の芸名で活躍した清美夫人も応援に駆け付け、試合後は夫婦でテレビのインタビューを受けるなど、祝福ムードに包まれた。

 平野監督は「選手にはルーティーンとして走らせてきたが、(その成果が出て)体力勝負でうまくいっている。青柳、トーレスの先発陣が頑張って、後ろで左の庄司、田代がしっかり締めてくれている」と選手の頑張りを称えていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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