ドジャース移籍の元DeNA北方、始球式であわや死球!? 栃木ファンに別れの挨拶

試合前の始球式に登場した北方悠誠【写真:工藤慶大】
試合前の始球式に登場した北方悠誠【写真:工藤慶大】

ファンに挨拶「思いっきり腕を振りたい」、“北方コール”で送り出される

 米大リーグ・ドジャースとマイナー契約を結んだ独立リーグBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス(GB)の160キロ超右腕、北方悠誠投手の激励壮行セレモニーが9日、本拠地での福島レッドホープス戦(小山総合運動公園野球場)の試合前に行われた。

 栃木GBを5月30日付で退団となっている北方は、試合前に挨拶と始球式に登場。挨拶では「このような機会を与えてくださった球団関係者の皆様に感謝したいと思います。僕1人ではこのようなオファーはもらえなかったと思います。栃木のファンの皆様の温かい声援もあって、思いっきり投球ができました。これからはアメリカに行くんですけど、今以上にもっともっと思いっきり腕を振りたいと思います。今日はありがとうございました」と話し、球団関係者やファンに感謝した。

 元DeNA、ソフトバンクの右腕は始球式で160キロ超えの投球も期待されたが、全力投球はせず。インハイに大きく外れ、あわやデッドボールの投球になったが、ファンからは“北方コール”で温かく送り出された。

 渡米の日程や合流するクラスはまだ未定となっているが、それまでは日本で調整を続けていく。

(工藤慶大 / Keita Kudo)

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