鷹、延長12回引き分け 土壇場9回に追いつくも決め切れず首位陥落 虎は逃げ切れず
阪神先発メッセンジャーは8回まで2安打1失点と好投も…
■ソフトバンク 2-2 阪神(交流戦・11日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクが土壇場で追いつき延長12回引き分けに持ち込んだ。11日、本拠地ヤフオクドームでの阪神戦。1点ビハインドで迎えた9回、今宮の適時打で同点に追いつくと、その後は両チーム決定打が出ずに引き分けに終わった。
8回までわずか2安打、福田のソロの1点のみに封じられていたソフトバンク打線が土壇場で追いついた。1点ビハインドで迎えた9回。先頭の釜元が右前安打で出塁すると、高谷が犠打。2死二塁で今宮が右前へと落ちる安打を放つと、釜元が一気に生還。起死回生の同点打となった。
延長11回には2死一、二塁のチャンスで高田が凡退。延長12回には無死三塁のチャンスを掴んだものの、真砂、松田宣、明石が相次いで凡退して決勝打は出ずに引き分け。首位で並んでいた楽天が勝ったため、ソフトバンクは首位から陥落した。
阪神は9回に追いつかれて引き分け。先発のメッセンジャーが8回までソフトバンク打線を2安打1失点に抑える好投を見せていたが、9回に同点に追いつかれて延長戦に。延長12回に2死満塁のチャンスを掴んだが、決められなかった。