ホークス嘉弥真、復帰即登板「投げられるところで投げて調子上げたい」
左打者へのスライダーは「もうちょっと曲がってくれたら」
■阪神 8-2 ソフトバンク(交流戦・12日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの嘉弥真新也投手が12日の本拠地・阪神戦で9回表に復帰登板。安打を許しながらも1イニングを3人で終えた。
この日、1軍復帰を果たした嘉弥真は、6点ビハインドと大差をつけられての登板となったが、1イニングを無失点に抑えた。先頭の糸井は二直、続く大山にはセンター前に運ばれたが、この日2安打の原口は一塁ゴロ。自らが素早くベースカバーに入って併殺に打ち取った。
「結果として3人で終わりましたね。真っ直ぐはいい感じで投げられているので、左打者へのスライダーがもうちょっと曲がってくれたら。そこはブルペンで修正していきます」と嘉弥真。この日は点差もあって完全な“調整登板”となったが「どんなパターンでも、投げられるところで投げて調子を上げていきたい」と、貪欲に登板を重ねていくつもりだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)