大谷翔平の日本人初サイクル安打にトラウトも歓喜&祝福「とにかく嬉しいよ」
トラウトも2013年5月21日のマリナーズ戦で快挙達成「試合中考えてしまうのはしょうがない」
■エンゼルス 5-3 レイズ(日本時間14日・タンパ)
エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、敵地レイズ戦で日本人メジャーリーガーとして初となるサイクル安打を達成した。初回にいきなり先制の3ランを放つと、第2打席で左中間を破る二塁打、第3打席でも三塁打を放って王手をかけ、7回の第4打席に中前安打。エンゼルス史上7人目(8度目)の快挙を成し遂げた。
エンゼルスでのサイクル安打達成は、2013年5月21日のマリナーズ戦で達成したマイク・トラウト外野手に続き、史上7人目(8度目)の快挙。試合後には、そのトラウトが大谷に対して球団を通じて祝福のコメントを出した。
「三塁打の後に2回は打席が回ってくると思っていたから、きっと彼ならできるだろうと思っていたよ。一番難しい二塁打、三塁打、本塁打をすでに打っていたからね」と、3打席目の三塁打の後には快挙達成を予感していたというトラウト。「とにかく嬉しいよ。彼も喜んでいたし、僕も嬉しいし、チーム全員が喜んでいた」と、チーム全体で大谷の快挙を喜んでいたと明かした。
自身も6年前に快挙を成し遂げていたトラウト。達成者として「試合中考えてしまうのはしょうがないよね。きっと彼は言わないだろうけどシングルでサイクルになるってことはわかっていたと思うよ。僕の時は本塁打が必要で、彼の場合はシングルだったからちょっと状況が違うかな。でもとにかく嬉しいよ」と語り、大谷の心中を慮っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)