オリ新助っ人エップラー来日初勝利! 虎ファンの多さに驚きも「アドレナリンが出た」
8回無死一、二塁のピンチで登板も1回無安打無失点、わずか5球で白星ゲット
■オリックス 6-4 阪神(交流戦・14日・京セラドーム)
オリックスのタイラー・エップラー投手が14日、本拠地での阪神戦で来日初勝利を挙げた。8回途中から4番手で登板し1回無安打無失点の好投。わずか5球で手にした白星に「5球で1勝、5球で3アウトを取れたことは嬉しいね」と笑顔を見せた。
これ以上の失点は許されなかった。2点ビハインドの8回無死一、二塁の場面でマウンドに上がると大山を2球目のチェンジアップで三ゴロ併殺、続く代打・鳥谷は3球目の149キロで中飛に仕留め無失点で切り抜けた。
その裏に打線が爆発。8回に2本のタイムリーなどで一挙4点を奪い逆転に成功。エップラーに来日初勝利が転がり込んできた。“関西ダービー”で初勝利を挙げた助っ人右腕は「マウンドに上がった時はタイガースファンばっかりだったね。でも、たくさんのお客さんがいてアドレナリンが多く出たよ」とニヤリ。
ピンチを無失点で切り抜けた右腕に西村監督も「よく抑えてくれたおかけで(8回の攻撃は)リズムに乗って行けた」と称賛していた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)