西武森、捕手4人目の首位打者なるか “巨人阿部超え”の捕手最高打率も期待
捕手の打率歴代10傑は錚々たる顔ぶれ、1位は阿部の.340
また、森は現在の打率.344をキープすれば、捕手としての最高打率の可能性も出てくる。
捕手の打率歴代10傑。打率の後の()は順位。
2012年 .3404(1)阿部慎之助(巨人)
138試467打159安(捕)116試合(一)21試合(指)1試合
1991年 .3398(1)古田敦也(ヤクルト)
128試412打140安(捕)127試合
2004年 .338(3)城島健司(ダイエー)
116試426打144安(捕)114試合 (指)1試合
2003年 .330(6)城島健司(ダイエー)
140試551打182安(捕)140試合
2003年 .328(3)矢野輝弘(阪神)
126試433打142安(捕)123試合
1949年 .328(4)土井垣武(大阪)
126試473打155安(捕)123試合(三)1試合
1946年 .325(3)土井垣武(阪神)
99試412打134安(捕)95試合(三)6試合(外)1試合
2001年 .324(2)古田敦也(ヤクルト)
121試441打143安(捕)116試合
1950年 .3224(5)土井垣武(毎日)
112試428打138安(捕)112試合(三)1試合
1997年 .3222(3)古田敦也(ヤクルト)
137試509打164安(捕)137試合(一)1試合
2015年の日本ハム、近藤健介は.326(3)をマークしたが、DHでの出場が70試合、捕手では58試合なので含めなかった。
錚々たる「打てる捕手」が並んでいる。ペナントレースが佳境に入る中、打撃好調を維持しながら捕手として投手をリードするのは重責だが、8月に24歳になる森は、この顔ぶれのトップに立つことができるだろうか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)