笑っちゃいけないけど… “最強右腕”シャーザー、バント失敗→鼻直撃で負傷
19日のフィリーズ戦前に行ったバント練習で、打球が鼻に直撃
3度のサイ・ヤング賞に輝いたメジャー屈指の投手の1人であるナショナルズのマックス・シャーザー投手が“笑”劇のアクシデントにより負傷した。18日(日本時間19日)のフィリーズ戦前の練習。打撃ケージ内でバント練習中に、ボールが鼻を直撃。そのまま鼻を押さえてうずくまると、トレーナーに付き添われてベンチへと姿を消した。
まさかのアクシデントが起きた。その“被害者”となったのは2013年、2016年、2017年とサイ・ヤング賞に輝き、最多勝4度、最多奪三振3度、9年連続2桁勝利、通算159勝という輝かしい実績を誇るシャーザーだった。
20日(同21日)のフィリーズ戦で先発が予定されていたシャーザーは、この日の試合前練習で打撃練習を行った。打撃投手のボールをバントしていたが、そのうちの1球はバットの上っ面に当たると、そのまま自身の顔面を直撃。鼻付近に当たり、あまりの激痛にシャーザーは苦悶の表情を浮かべた。
MLB公式サイトも、この珍しい形での負傷を速報。「シャーザーが打撃練習で鼻を怪我」とレポート。記事では「マックス・シャーザーが火曜日のバント練習で自打球を顔に当て、鼻を怪我した。シャーザーはCTスキャンを受け、結果は陰性だった」としており、骨折などはなかった模様。
ただ「ナショナルズは水曜日にナショナルズ・パークでダブルヘッダーがあり、シャーザーは登板する予定であったが、球団は彼について未定と発表した」としており、この負傷により、先発を回避する可能性も浮上している。