西武、今季2度目の同一カード3連勝で今季最多貯金4 辻監督「締まった試合になる」

西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】
西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】

中日3連戦で失点はわずかに5点、辻監督も評価「投手も一生懸命投げている」

■西武 2-1 中日(交流戦・20日・ナゴヤドーム)

 西武が20日の中日戦(ナゴヤドーム)で2-1と競り勝ち今季3度目の4連勝。同一カード3連勝は今季2度目で、貯金を今季最多の4とした。

 西武は2回に山川の27号ソロなどで2点を先制。その後はチャンスを作りながらも1本が出ず追加点を奪うことができずにいたが、投手陣が踏ん張り、継投でこの2点を守り切った。先発のニールは4回に高橋の併殺の間に1点を失ったものの、追加点を許さず5回1失点で4月2日のロッテ戦(メットライフ)以来の2勝目を挙げた。

 3試合を通じて失点はわずか5点のみと投手陣の力投が光った。辻監督は「5点か。いつも1試合で取られているな」と自虐しつつも「投手も一生懸命投げている。平井と増田は安定しているし、マーティンもいいのでそういう締まった試合になる」と連日連夜の救援陣の活躍を称えていた。今季3度目の4連勝にも指揮官は「まったく気にしていない。今日勝ててよかった」と気を引き締めていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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