前田健太、日本人初1巡目指名の八村に感銘 「日本のバスケの歴史を変える選手」
21日のジャイアンツ戦では今季初めて代打で登場し送りバントを決める
■ドジャース 9-8 ジャイアンツ(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手は20日(日本時間21日)、本拠地ジャイアンツ戦で今季初めて代打で登場すると見事に送りバントを決めた。チームは9-8で勝利し3連勝。試合後は、親交もある八村塁選手がNBAドラフトで日本人史上初の1巡目指名を受けたことに「日本人として誇りに思います」と語った。
前田の出番は5点リードで迎えた5回に訪れた。1死一塁の場面で9番・シャーゴワに代わり代打で登場すると初球で送りバントを成功。この日は試合前にブルペンで23球を投げていたが「別に普通。ちゃんと決められて良かったです」と苦笑い。
また、親交もある八村がNBAドラフトでウィザーズから1巡目全体9位で指名され、日本人史上初の1巡目指名の快挙を成し遂げたことを伝えられ「日本人として誇りに思います。こっちにきてNBAの凄さ、改めて感じていますし。試合もよくテレビ、生で見たこともある。あの中で日本人がドラフト1位で指名されてプレーすることは本当に信じられないこと。日本のバスケの歴史を変える選手じゃないかなと思い誇りに思います」と賛辞を送った。
これまで何度か食事にも行ったことがあるようで「面識も少しあるので尚更嬉しいです。これから注目して入ったチームも、レイカーズも応援したいですね」と語っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)