これでセーフに!? “超技あり忍者走塁”にファン脱帽「超絶な能力」「美しい」
ウィンカーが絶妙すぎるスライディング、判定はセーフから覆りアウトに
■レッズ 7-1 ブルワーズ(日本時間21日・ミルウォーキー)
レッズのジェシー・ウィンカー外野手が20日(日本時間21日)の敵地ブルワーズ戦で見せた“忍者走塁”が、「今季最高のスライディング」と話題となっている。タイミングは完全にアウトだったものの、スライディングしてから浮き上がるような動きでタッチを回避。MLB公式ツイッターが動画を公開すると、ファンからは絶賛の声が上がっている。
レッズの3点リードで迎えた2回1死走者なしの場面だった。ウィンカーはブルワーズ先発のネルソンから左中間を破るヒットを放つと、二塁を回って三塁を狙った。しかし、ブルワーズの中継プレーでボールが戻ってくる。タイミングは完全にアウト。すると、ウィンカーはスライディングしてからフワリと浮き上がるような動きを見せ、三塁に到達した。
判定はアウトとなったが、レッズはチャレンジ。スローで見ると三塁手のタッチは体に触っておらず、セーフへと覆った。“超技あり走塁”で勝ち取った三塁打の映像をMLB公式ツイッターが公開すると、ファンからは称賛の声が続々と上がった。
「セーフだ」
「ビューティフル」
「素晴らしいトライだ!」
「素晴らしいプレー」
「彼は超絶な能力を備えている」
「ウィンカーによるもの凄いプレーだ」
なかには、映画「マトリックス」の動画を投稿するファンも。それだけ絶妙な動きでの“忍者走塁”で、MLB公式サイトはニュース一覧で「スライド・オブ・ザ・イヤー?」との見出しを付けてこのシーンの記事を掲載した。なお、レッズはこの回は後続が倒れて1点を奪えなかったものの、7-1で快勝した。